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バイオリン・音楽・読書・映画・アウトドア


by reiko_vn
仕事をお昼で終えて駆けつけ、リハーサルもそこそこに本番突入。
学童クラブの子や、地域の小中学生、大人も含めてお客様は7〜80人ほどか。
子供達相手のコンサートは、まずトークでつかまないと難しい。楽器についてのウンチクや曲目解説など、クイズっぽくしたり、しゃべってもらったりと、いつも苦心する。プログラム構成も難しい。やっぱり途中で飽きてしまって遊び始める子をどう引きつけるか。。。。

今回は、私たちが出演するまでに既に1時間ほど別の団体の演奏があり、ほんとに飽きちゃった子は帰ってしまったらしい。比較的興味がある子が残ってくれたようで、思ったより集中して聴いてくれた。

で、やっぱり時間をかけてリハーサルをすることは大切。…が結論。(当たり前じゃん…)気持ちと体がつながらないような感覚のまま、本番になってしまった。それでも最後はアンサンブルもまとまってきてそれなりの演奏になった。
毎年楽しみにしてくれている常連さんもいて、ちょっと嬉しかった。

<演奏曲目>弦楽四重奏
映画『となりのトトロ』から「となりのトトロ」
ハイドン:弦楽四重奏曲「皇帝」から 第2楽章
ドボルザーク:弦楽四重奏曲「アメリカ」から 第4楽章
映画『ハウルの動く城』から 世界の約束〜人生のメリーゴーランド
アンダーソン:「そりすべり」(ピアノ五重奏)
「きよしこの夜」(みんなで合唱)
# by reiko_vn | 2007-12-06 20:21 | 弾く

室内楽の秋

オーケストラのハシゴ状態から抜け出て、秋から冬にかけて今度は室内楽コンサートのハシゴである。

その1、お子様向けの音楽教室
毎年近所の学童クラブが主催するファミリー向けのコンサートに出演している。今年はいつも練習しているカルテットのメンバーに、ピアノのSさんを加えて、クラシックの名曲と、ジブリ映画音楽、クリスマスソング、それぞれの楽器のソロなどを演奏する予定。

その2、ライブハウスでのコンサート
品川区にあるライブハウスを借り切って、飲食付きパーティー形式のコンサート。こちらもいつものカルテットで出演。ずっと練習してきている、メンデルスゾーン、ハイドン、ドボルザークの弦楽四重奏を演奏する。昨年までは、ポピュラーや映画音楽などを取り混ぜたプログラムにしていたが、今回は、バリバリのクラシックプロ。

その3、夏に参加したオケのメンバーによる室内楽コンサート
お誘いを受けての参加。モーツアルト:クラリネット五重奏曲、ドボルザーク:弦楽セレナーデ、サン=サーンス「ロマンス」など。

これに加えて、先日練習したブラームスの弦楽六重奏曲と、ベートーヴェン:ラズモフスキー3番も、若干メンバーを入れ替えて演奏する機会が得られそうである。

我ながらすごい曲ばっか…。
オケで弾くのも面白いけれど、やっぱり室内楽が圧倒的に面白いのである。お互いの音を混ぜて、自由に音楽を作り上げていくことが、本当に楽しい。
# by reiko_vn | 2007-11-06 21:22 | 弾く
オケなどでご一緒していたビオラ奏者U氏が上海に転勤になるというので、送別会をかねて音だしをしましょうということになった。以前からご一緒したかったチェロ奏者を加え、6人が集まることができたため、ブラームスのゼクステットが実現することになった。

ゼクステットは、弦楽器奏者ならいつかは演奏してみたいと思う曲の一つだろう。私も大変好きな曲の一つで、このセッションの為にかなりの時間を割いて個人練習をして臨んだ。いい曲である。2楽章にビオラの美しいソロがあって、転勤になる彼が「是非この曲をやらせて」というのもうなづける。今回初めてご一緒したチェロ奏者T氏が、これまた素晴らしい方で、大変気持ちのよいアンサンブルになった。

ブラームスならではの、うねるような6つの音の重なりが楽しい。とはいえ第2番ほどの複雑さはなく形になりやすい曲で、最初の1回でまずすんなり通った。この「通せる(途中で止まらないってこと)」というのが重要。少なくとも譜面が読めてて、お互いの音を聞き合いながら弾くという最低ラインがクリアできているってこと。この六人でアンサンブルすることは初めてなのにも関わらず、それができたことが嬉しい。そして2度目はさらにアンサンブルがよくなり、気持ちがいい。

上機嫌のビオラのU氏、「上海行くの、やんなっちゃったよ。」とぼやくぼやく。あげくは「みんなで上海に遊びにきておくれ。またアンサンブルしよう。」だって。

オケはやめられても、室内楽はやめられんと、思う今日この頃。
# by reiko_vn | 2007-11-01 20:09 | 弾く